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自民と民主 [政治と経済]

 世界的な金融の崩壊が姿を現しているときに、自民党は首相の2度にもわたる職場放棄(敵前逃亡)のあと、麻生新首相が誕生しました.参議院で優位となった民主党は、自民党政権の政策を追求して窮地に陥れてきた.それに抵抗するように麻生が登場して、日本の現在の問題を解決しようとするのでしょうが、選挙があっても自民が過半数をもとうが、民主を含めた野党が過半数をとっても、今後の政治は混迷を深めるだろう.今のような、それぞれの生き残りが主眼の闘いを続けるなら、足の引っ張り合いをするだろうから、政策を進めることができず、立ち往生となる可能性が高い.その間に、国際的な問題は極限に達して、どうにもならない場面に直面し、最終的には挙国一致の大政翼賛的な政党が形成されるように思われる.
 自民が潔く政権を降りて協力するか、民主が分解して自民と協力するか、どうなるかは分からないが、まるで太平洋戦争の敗戦時のような、経済危機と混乱が起きる時、初めて国を挙げて政治が始まるのではないか.国民の投票は極めて重要なものだろうが、日本人は破壊的な事情が起きないと何もできない国民性なんでしょう.
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