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アメリカの対日圧力再発動 [政治と経済]

日本の民主党政権の離米政策にたいする、米国としての逆襲が始まった.
 北朝鮮の挑発的な行動、台湾への武器輸出による中国の反米キャンペーンなどは沖縄の米軍基地問題でこじれ始めたアメリカの対応である.東アジアでの波風を起こし、気分的な日中日韓融和の雰囲気に冷や水を浴びせ、現実を突きつけようとする、アメリカ外交の発動と思われる.フィリッピンや韓国から米軍が撤退できたのは、日本に大きな米軍基地があり、日本政府がこれに多くの予算を与えてきていたからであって、アジアへの軍展開を大きく減らすことを意図していたわけではなかろう.
 日本の新政府はあからさまにアメリカからの独立を目指し、中国に接近するという政策を進めているが、小沢の露骨な中国(大訪中団)と韓国(韓国での講演、外国人参政権問題)への擦り寄り外交と、鳩山の沖縄からの米軍撤退友愛政策では、アメリカが不信感を持つのは当然である.もちろん日本自身が軍備を強化して中国からも独立性を保てるなら安心感もあるが、社民党を入れているこの連立政権ではかつでの非武装中立などというばかげた政策に近いものとなる可能性もある.
 アメリカは最初は心配そうに眺めていたが、確かに怒りを露わにしてきた.多くの難問や裏工作、マスコミ工作、アメリカ本土での意地悪政策など、むかしクリントン政権が多用して日本を追い込んだ対日戦略活動が起動されてくたようだ.
 今回のトヨタへのあらゆる角度からの攻撃は世界的に拡大するだろう.弱みを見せると、襲いかかる狩猟民族の本性がでてくるため、これから内政でも外交でも知的な戦争になるだろう.タフな政治力、強い国民の支持がなければ、民主党政権の寿命はあっけなく短い.

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