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尖閣列島での中国漁船拿捕 [政治と経済]

民主党の党首選挙のさなかに、おもしろい報道がでた。日本の領海にいた中国漁船を拿捕し、船長を逮捕して拘留したという。尖閣列島周囲にいたことは間違いなさそうだが、これが本当に漁民なのか、漁をしていたのか、船は本当に漁船かなど、明らかにしてほしい。当然、中国は反発してきた。「中国領の魚釣島で漁をして何が悪い、日本の行動は暴挙である」と何度も表明している。当然そう言うだろうが、この問題をどう大きくして日本を追い詰めようとするか。此を見れば、中国政府の戦略が見えるだろう。これまで中国は南シナ海で多くの領海拡大を行ってきた。フィリッピンやベトナムやインドネシアと小競り合いのすえ力による奪取をしてきている。同様な方法でこの領域を占拠しようとするのだろう。新聞やテレビはさすがに抑え気味で、方向性を見いだせていない。このような反応を深く解析すると、各種報道機関のものの考え方、政治家の本音、日本人の領土意識などの現状把握に関する研究対象として興味深いものである。これまでは中国政府の抗議表明、小さな中国国内デモ、丹羽大使への抗議、海底油田に関する協議の停止などくらいだが、これから次々と繰り出してくるのだろう。民主党の党首選のさなかなので、中国も様子見的な動きを取っているが、落ち着けば次々に民主党政府へ、マスコミ各社へ、中国と関係している企業へ、多数の団体への影響力を行使して反抗行動を起こしてくるだろう。一般的には領土問題は非常に過熱しやすい。それぞれの動きをクールに観察して日本への浸透の実態を知りたいと思う。
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