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船長を釈放 [政治と経済]

 非常に中途半端な時期とやり方で釈放をした。それを決定した本体も曖昧にして政府なのやら検察なのやら責任を曖昧にした。時期もおかしかった。勾留を延長したので、それをきっちりしてから釈放すれば、非常に有効だったろう。もうすこしたてば、中国は振り上げた拳をどうしようもなくなり、困り果てるのは中国だった。日本のがんばりをサポートするように、アメリカのクリントンは「尖閣諸島の軍事衝突は日米安保の範疇となる」とまで言った。
 しかし、腰の据わらない民主党政権は慌てふためき、アメリカにいた首相や外務大臣との十分の協議をしないままに、この決定がなされた。
 世界は、とくに東南アジアの諸国は固唾をのんで推移を見守っていた。中国の問題は世界の覇権問題であり、世界に大きな影響を及ぼし、それからの流れを予想する重大事件だった。時間がたてば、中国は経済戦争をするか武力を用いるかなどのエスカレートを進めるしかなく、彼らの手の内を十分みることが出来たチャンスだった。もちろん一部は見えたため、世界中が唖然としたが、より世界への逆宣伝効果のある戦いとなったのに、チャンスを失ったのだ。
 民主党はなんとも頼りない集団だ、誰が何をして何を決めているのかさっぱりだ。もう少しもたせれば国民の目がさらに覚める事態になったろうに、残念である。

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